今年3月にカメラのキタムラで、EOS 6D(2012年発売)の中古品を購入しました。
今年は、地下アイドルの撮影可能ライブに頻繁に参加し、カメラを持ち出す機会がありました。また、ポートレート撮影会にも4回参加してみました。人見知りなので、被写体とコミュニケーションを取りながら写真を撮ることは、かなり緊張しました。
先日参加した撮影会の写真は、↓のブログに公開しています。
2023年12月24日 城内彩花 サンタコス合同撮影会【サンタクロースの不思議な一日】 - メルのびプログ
購入価格は50,970円。記事執筆時点のレリーズ回数は41,266回(購入時は20,413回)なので、約2万回シャッターを切ったことになります。メーカー公式の耐久回数は10万回なので、まだまだ楽勝ですね。
余談ですが、以前使っていたデジタルカメラは2006年に発売されたPENTAX K100Dでした。RAW現像ソフトのDxO PhotoLab 6がK100DのRAWに対応していないことも、EOS 6Dに買い替えた理由のひとつです。
EOS 6Dの凄いところ
高ISOに強い
地下アイドルのライブでは、ISOオートにしていると、常用最高感度(EOS 6Dは25600)まで上がってしまうことがあります。しかし、DxO PhotoLab 6の強力なノイズ除去機能と組み合わせることで、十分に見るに堪えるレベルの写真を出力することができます。フルサイズセンサーの威力は、やはり衰えていませんね。
1型センサーのコンパクトデジタルカメラ(RX100M6など)と比べると、フルサイズセンサーの差は歴然。
EOS 6Dよりも新しいマイクロフォーサーズやAPS-Cのミラーレスも、かなり綺麗に撮れるので、CMOSセンサーのサイズによる画質の差は、世代の進化とともに縮まってきているのではないかと感じますが……。
電池持ちが良い
アイドルのライブ(約3時間)で約3,000枚の写真を撮りましたが、バッテリーは約半分しか減っていませんでした。電池持ちの良さは、ミラーレス機に勝るレフ機の強みですね。
親指AF+中央一点なら暗所もバッチリ
中央の測距点はF5.6、-3EVのクロス測距に対応しています。中央一点だけで撮る場合、AFの暴走や迷いもなく、快適にピント合わせができます。
アイドルのライブや撮影会では、日の丸構図で瞳の付近にピントをロックし、カメラを動かすことがよくあります。コサイン誤差の影響でピントが甘くなることもありますが、F8~F12ほどに絞れば被写界深度(ボケ量)が深くなるので、そんなに気になりません。
瞳AFなどで楽したいときはミラーレスやコンパクトデジタルカメラをレンタルすることがありますが、日常の使用には中央一点でも十分だと感じています。
GPS内蔵
GPSを内蔵しているため、撮った場所の位置情報を記録できます。スマートフォンなら当たり前の機能ですが、最近のミラーレスカメラ(ハイエンド機種除く)には省かれている機能の1つです。スマートフォンや外付け受信機と接続しなくても、本体だけで位置情報を残せることが強みです。
電源オフ状態でもGPS信号を受信し続ける仕様のため、バッテリーの減りが速くなってしまいます。旅行など、後でどこで撮ったか振り返りたいときにのみ使用しています。
撮っていて楽しい
光学ファインダーは、ミラーレスの電子ビューファインダーと比べ、ほぼ肉眼の見え方と同じ。一眼レフとミラーレスの両方を味わったことがある私ですが、ミラーレスよりも気持ち良く感じます。
EOS 6Dのダメなところ
ライブビュー撮影時のコントラストAFがゆっくり
他の人に撮ってもらうときはライブビューモードで渡すことが多いですが、デュアルピクセルCMOS AFが搭載される前の機種なので合焦までに時間がかかってしまうことが難点です。
動画撮影時はMF(マニュアルフォーカス)
動画撮影時はAFが作動しないため、フォーカスリングを回し、自分の手でピントを合わせ続ける必要があります。
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